「泊まれるショールーム」 ゲストハウス事業の正社員を募集! – 瀬戸内ワークスレジデンス GATE|地域とつながるシェアハウス

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株式会社喜田建材

募集中

「泊まれるショールーム」 ゲストハウス事業の正社員を募集!

 

 JR予讃線詫間駅から徒歩20分。詫間町と仁尾町をつなぐ県道21号線沿いに、そのおしゃれな建物はあります。

 

「DEMI 1/2」と書かれたガラス窓の左側には、樹齢100年を超える立派なオリーブの木と、木材を使った「しあわせダブルぶらんこ」。扉を開けると、室内にはこだわりの雑貨や家具、そして家づくりの建材や資材たちが、宝箱のようにぎゅっと詰まっています。

 

 

 

 ここは、三豊で親しまれる建材屋・喜田建材(キタケン)が手がける提案型ショールーム「DEMI 1/2 by KITAKEN」。キタケンは、大正6年から続く喜田木材のグループ会社です。建材の販売を軸に、最近は不動産業やゲストハウス事業など、さまざまな周辺事業にも積極的にチャレンジしています。

 

 今回は、ここでゲストハウス事業を手がける正社員スタッフを募集します。

 

「泊まった後も続く関係づくり」が使命

 個性際立つ雑貨たちに目を奪われていると、「こんにちは!」と明るく声をかけられました。彼女の名前は福田智子さん。「泊Rutto」(とまるっと)というゲストハウス事業の責任者です。

 泊Ruttoとは、キタケンが空間作りを手がけた宿泊施設やキタケンが管理している宿泊施設のこと。2017年から事業を始め、現在は和モダン系の「Archipelago TSUSHIMA」、ブルックリンスタイルの「COTON」、駅近でビジネスにも使える「Stylish house MINO」など、三豊市周辺で個性豊かな4棟のゲストハウスを運営しています。

 

 一見、普通のゲストハウス事業かと思いきや、「泊Ruttoの魅力は、ゲストハウス以外にも役目があるところです」と福田さん。

 

「泊Ruttoのキャッチコピーは『泊まれるショールーム』です。ゲストハウスにはそれぞれ、キタケンが扱う建材や商材が使われています。この事業には、滞在や宿泊を通じて良質な建材を実際の空間で体感してもらい、おうち造りに興味を持っていただく、そして本業である建材のお客様になってもらうという使命があるんです」

 

 ちなみに、泊Ruttoという名称には、「土地相談から住まい造りの相談、インテリア相談まで、丸っとすべてお任せください!」という意味が込められているそう。

 

 

 

<写真上>福田さんが一番気に入っているという、1棟貸しのゲストハウス「Archipelago TSUSHIMA」。<写真下>観音寺市内にあるオーシャンビューの宿「COTON」。江崎グリコの宣材写真撮影にも使われた。

 

「泊まって終わり」ではなく、訪れてくれた人たちを“後追い”する。それもまた、福田さんの大切な仕事のひとつです。

 

「泊Ruttoはあくまで会社のサブ事業。だからこそ、不動産事業部や下請け工事事業部といった他の事業部と連携して、仕事の幅をどんどん広げていける。そこに、泊Ruttoだけのやりがいがあります」

 

 そんな福田さんの1日は、DEMI 1/2に出勤するところからスタートします。

 

 9時に着いたら、まずはショールーム内の清掃をスタート。9時半からゲストハウス業務に入ります。予約状況を確認し、予約客や見込み客からの問い合わせにメールや電話で返答。10時前後からはチェックアウトする宿泊客の対応と、お客様とのやり取りが続きます。

 

 忘れ物の確認業務などを終えると、あっという間に12時。ランチどきは、企業に勤めている人などからの問い合わせが増えるタイミングです。「1人ずつ、きちんと向き合う」をモットーに、お客様の要望に耳を傾け、じっくり応対していきます。

 

 DEMI 1/2を訪れる方の接客もしつつ、16時からはチェックイン業務が始まります。宿泊客に直接、三豊の魅力を伝えたり、ゲストハウス周辺にあるおすすめの飲食店を紹介したり。気さくに語らうことで、お客さんとの距離が一気に縮まります。

 

「地域の飲食店さんから、『ゲストハウスのお客さんが来てくれたよ。ありがとう』と言ってもらうことがあります。そんなとき、自分の仕事を通して三豊の関係人口が生まれる、地域に貢献できる仕事なんだと改めて実感しますね」

 

 すき間時間があれば、近くのゲストハウスをリサーチ。人気の宿と泊Ruttoの宿泊料金や稼働率を比較し、事業戦略を練るのも大事な仕事のひとつです。

 

 やることが盛りだくさんの毎日ですが、特にやりがいを感じるのはいつ?

 

「そうですね。自分のやっていることに対して反響があったとき、かな」

 

 たとえば?

 

「お客さんとの関係でいうと、初めは問い合わせに対して普通にメールで返信していたんです。でも、それだけではなかなか予約が入らないとわかって。そこで、メールに顔文字を入れたり、メールを送ってからすぐ電話をして『ご不明な点はないですか?』と聞いたりするようにしたら、予約率が一気にアップしました。1日20件くらい電話するので、慣れるまではきつかったですけどね」

社員も地域の人たちも「家族」

 仕事や会社への思いを熱く語る福田さんですが、実は、入社したのは今から半年前のこと。その前は、大阪に本社がある企業の高松支社に2年半ほど勤めていたと言います。

 

 なぜ、三豊の会社に転職したのでしょう?

 

「高松にいた頃から、三豊には興味があって。市と企業、住んでいる人が地域のために何ができるかを考え、協力し合っているとか、市長がいろんなことにチャレンジしているとか、いい噂を耳にしていました」

 

 そして、いざ転職をと思った矢先に「日本のウユニ塩湖」と呼ばれる父母ヶ浜を訪れ、この土地に一目惚れしたと言います。

 

「来た瞬間、『私はこの街並みが好きだ』と思いました。なぜかわからないですけど、引き込まれるものがあったんです。私は平成生まれで災害が多い時代を過ごしてきましたが、三豊は地形的に災害が少ないのも魅力的でした。こういうエリアは守っていかないといけない、三豊を守りたい、と思って」

 

 

 そんなとき、たまたま見つけたのがキタケンの求人情報でした。そこに載っていた喜田貴伸取締役専務のインタビュー記事を読んで、「この人に会いたい」と思ったそうです。

 

 だからこそ、面接のときは「めちゃくちゃ緊張した」とか。

 

「でも、人として向き合ってもらっているなというのが、すごくわかりました。言ったことを受け止めて、信じてくれる。だから私も、この会社なら信じられると思ったんです。『三豊市に貢献したい』という専務の話にも、とても共感しました」

 

 人にも地域にも、まっすぐ真摯に向き合う会社。その印象は、働き始めてより強くなったと言います。

 

「専務は、細かいことでもちゃんと覚えていてくれるんです。私が『こんなん、やってみたいんです』って何げなくつぶやいたら、1週間後に『やっていいよ』って言ってくれたり。あと、周りからの評判がすごくいい。『喜田建材の…』とお伝えするだけで、『キタケンさんで働いているんだ。いいなあ』とか、『いつもお世話になっています』とか。こんなふうに言っていただけるのは、先代の方々が築き上げてきた信頼があるからこそですよね」

 

 そんなキタケンの社風を表した言葉が「KAZOKU」(家族)。クレドには、こんな文言が綴られています。

 

【使命】――顧客、社員、協力業者、地域をKAZOKUと定義し、想いを共感して共に成長しながら和顔愛語の絶えない未来をつくる

 

「三豊は、事業者同士が恩を返し合うことでビジネスが成り立っている場所だと思うんです。三方良しで、長い付き合いをしていく。この会社にいると、その考え方がとても大事だと気づかされます」

 

 日々の仕事から“キタケンイズム”を体得し、「この半年で、自分がすごく変わった」と話す福田さん。

 

「人のことを考える時間が増えましたね。昔は自分のことで頭がいっぱいだったのが、今はパソコンに向かって仕事をしていても、画面の向こうにいる人のことを真っ先に思い浮かべる。これって、周りがそうしてくれているからなのでしょうね」

 

 さらに、こう付け加えます。

 

「人から影響を受けて自分が変わることなんて、一生ないと思っていたんです。でも、今の自分のほうが居心地がいいし、人間味に溢れてる。自分で言うのも、なんだか恥ずかしいんですけど」(笑)

 

キタケンも三豊も期待を裏切らない

 そんなキタケンで募集中なのが、福田さんと一緒にゲストハウス事業を盛り上げてくれる人です。

 

「特に、営業活動を積極的にやってくれる人を求めています。いろんな場所にどんどん足を運んで、ピュアな気持ちで泊Ruttoやキタケンのことを営業してほしい。イベントでチラシを撒いて集客したり、見込み客のところに足を運んで『お願いします!』と言ったりする度胸や勢いがある人と、ぜひ一緒に働きたいです」

 

 そして、こんな言葉で締めくくってくれました。

 

「住んでも、働いても面白い。キタケンも三豊も、期待を裏切らない場所です」

 

 人や地域と本気で向き合い、相手の立場に立って仕事を進められる人。任せてもらえる環境を生かして、新しいことにワクワク挑戦し続けられる人。そんな人こそ、この会社や地域になくてはならない存在として活躍できるでしょう。

 

 ぜひ、キタケンと三豊の未来を一緒につくってください。

(情報掲載日 2020/03/19)

募集要項

テーマ 喜田建材の「泊Rutto」運営スタッフ募集
職種 ゲストハウス事業スタッフ
主な業務内容 ・ゲスト対応
・SNS発信などの広報業務
・コンテンツ考案
・その他運営に関わる業務
雇用形態 正社員
給与 月額 20万~23万円
勤務時間 9時半~18時半(休憩1時間)
休日・休暇 月22日勤務(夏季休暇・年末年始休暇あり)
福利厚生 ・雇用保険・労災保険・健康保険
・厚生年金・交通費支給あり
・雑貨・インテリア商品社割有り
・ゲストハウス宿泊社割あり
応募資格 ・楽しいことを考えるのが好きな方
・土日祝も働ける方
・車の免許をお持ちの方
・長期的に働ける方
求める人材像 ・企業理念に共感できる方
・人とのつながりを大切にできる方
採用人数 1名
選考プロセス ・1次面接→書類選考+課題
・2次面接→ウェブ面接
・3次面接→三豊観光・会社見学及び面接

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