【GATE利用者インタビュー①】 – 瀬戸内ワークスレジデンス GATE|地域とつながるシェアハウス

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【GATE利用者インタビュー①】

瀬戸内ワークスレジデンス「GATE」ってどんな場所? 何ができるの? どんな人が利用している? さまざまな疑問にお答えするべく、今回はGATE利用者にインタビューしました! 第1回目は、2020年2月に香川県三豊市に移住してきた麻生素子さん。インドでの生活を経て三豊を選んだ理由と、GATEの魅力をたっぷり語ってもらいました。
 
 
話を聞いた人:麻生素子さん
 

Profile

1981年 神奈川県横浜市生まれ
2003年 東京藝術大学美術学部芸術学科卒業。卒業後、学生時代から働いていた音楽PV制作会社にプロダクションマネージャー(制作進行)として勤務
2007年~2008年 10カ月かけて世界一周の旅へ。最後にたどり着いたインドで、本場のヨーガに魅せられる。帰国後、OLとタイマッサージ店セラピストのダブルワークを開始
2011年 全米ヨガアライアンスRYT200を取得。仕事をしながら毎年、インドに2~3カ月通う生活を始める
2014年~2017年 世界一周旅行中に知り合った女性から、インドで経営する会社に誘われる。これを機に、インドで地元向け情報冊子制作の仕事をスタート
2018年 インド人と共同で、インドの日本人向けオンラインレストラン検索サービスの運営に携わる
2019年3月 旅をしながら日本へ帰国
2020年2月 三豊市へ移住
 
 
――三豊へ移住することになったきっかけは?
 
2019年3月に、インドでの生活に区切りをつけて日本へ帰国しました。これからの仕事や生活を考えたとき、首都圏で働くことに疑問を感じて、地方への移住を考え始めました。
 
その頃ちょうど、愛媛県と広島県をつなぐ「瀬戸内しまなみ海道」、山陰の出雲、そして高知と、中国・四国エリアに昔なじみの友人が移住しているという情報が集まり、2019年春に友人を訪ね歩く旅に出ました。旅の間、天気にも恵まれて、「思っていたよりこのエリアいい!」と、住むことへの期待値が上がりました。
 
その中でも、瀬戸内海の景色がしっくりきて、この辺りでいいところがあったらいいなと、移住先を探し始めました。
 
 
――移住先はどうやって探しましたか?
 
ネットで検索したり、都内にある移住希望者向けのセンターに通ったりしました。そんななか、2019年の9月に都内でソトコトの指出一正編集長と瀬戸内ワークスの対談イベントを見つけて、行ってみることにしました。
 
三豊という地域は、このとき初めて知りました。でも、三豊に関わっている人たちみんなが、「三豊、すごくいいよ」って言っていて。移住したいと思っていた方面だし、イベントで振舞われたうどんもおいしかった。
 
その後、「10月に『ローカルトライアル』という現地視察体験型のツアーがあるけど、参加しませんか?」と声をかけていただき、すぐに参加を決めました。
 
〇ローカルトライアル募集記事
https://setouchilife.jp/archives/222
 
 
――初めて三豊に来たときの印象は?
 
すごくいい環境だなと思いました。仁尾町に抜ける七宝山トンネルがあるのですが、トンネルをバーンと抜けた瞬間、目の前に広がった景色が本当に印象的でした。仕事はさておき、ここに住めたら最高だな、とすっかり心を奪われました。
 

(ローカルトライアル参加時の写真)
 
三豊からの帰りに、瀬戸内海に面した他の町にも立ち寄って、移住の可能性を探りました。「住んでみるとしたら」という視点で見て回りましたが、一番なじめそうだなと感じたのが三豊でした。ローカルトライアルというツアーで出会った人たちが面白かったし、民間の力でどんどん面白いことをやっていこうという勢いがすごく感じられました。
 
翌月、住むところが見つかったら移住する覚悟で、再び三豊へ足を運びました。あいにく、数日の滞在ではいい物件に出会うことはできませんでしたが、地元の不動産屋さんに「物件の情報が上がったら教えてほしい」とお願いしてきました。
 
 
――このとき、GATEになる予定の物件にも立ち寄られたとか。
 
当時はまだ壁を壊したりしているところだったので、住むというイメージはできなかったですね。
 
 
――そして2019年12月、瀬戸内ワークスの原田代表より、「UDON HOUSEのマネージャーとして働きませんか? 住むところは心配ありません。来るまでにGATEを仕上げます!」と提案があったのですね。
 
住むところも仕事も心配しなくていいなら、じゃあお願いしますと即決……と言いたいところですが、マネージャーとしての働き方には、少し心配と迷いもありました。個人としてやっていきたいこともあるし、インド時代からのつながりで受けていた他の仕事も抱えていたので。そこで、責任ある役職で、何年も働くことができるかは分からないことなどを、原田代表に正直に伝えました。
 
 
――原田代表からのお返事は?
 
「何もない状態で新しい生活に飛び込むよりも、家や仕事があるほうが地域の人たちとのつながりが作りやすいと思いますよ。まずは1年くらいやってみて、基盤ができたら少しずつ、自分のやりたいことを始めていくのはどうですか?」と言っていただきました。その言葉に背中を押されて、UDON HOUSEのマネージャーを引き受けることにしました。
 
 
――2020年2月より、UDON HOUSEで働きながらGATEで暮らすという三豊生活がスタートしました。
 
UDON HOUSEマネージャーの仕事を一言で言うと、いろんなことの調整役です。来てすぐの頃からとても忙しく、最初の1カ月だけで数カ月分も働いたような気持ちになるほどでした。そのおかげで、仕事はあっという間に覚えられました。
 
 
――GATEの第一印象はどうでしたか?
 
私はGATEの内覧会が終わった日の夕方に到着したので、正真正銘、一番目の滞在者です。壊している途中の様子も見ていたので、完成した室内を見て「3カ月前は何もなかったのに!」と驚きました。
 
当時、GATEは滞在者の意見を取り入れながらDIYを続けている感じでしたが、そのおかげで日々いろいろな人が出入りしていて、たくさんの人に会うことができました。シェアカーも使えたので、休みの日は荘内半島へのドライブを楽しんでいました。
 
 
――2020年春には住まいが見つかり、GATEを巣立ちました。
 
いいなと思う部屋に出会えたので、GATEを出ることにしました。昨年11月に来たとき、不動産屋に「いい物件があったら」とお願いしていたおかげで、話もスムーズに進んだと思います。
 
とはいえ、住まい探しはなかなか大変でしたね。できれば最も印象的だった、七宝山トンネル近くのエリアがよかったのですが、古くて大きな家が多かったことと、賃貸してくれる人が少なくて、なかなか決めきれなかったこともありました。
 

(七宝山トンネルを抜けて目の前に広がる景色)
 
 
――新たな暮らしを始めた麻生さん。この先、新たにやりたいことや目標を教えてください。
 
しばらくは、UDON HOUSEマネージャーの仕事を頑張ろうと思います。状況が急激に変わったこともあって、動画配信など新たなことにも取り組み始めました。日々、やることは尽きません。
 
少し余裕が出てきたら、現代霊気法(現代レイキ)を伝えることをしていきたいですね。レイキ実践者が目指すのは「安心立命」の境地です。「悟り」と言ってもいいかもしれません。
 
ヨーガでも伝えていることですが、本来の自分というのはそれだけで完璧な存在であり、そのことを思い出すために心の鍛錬が大事な役割を担っています。レイキヒーリングを通じて、穏やかに、本来ある状態に戻るお手伝いなども、自分の仕事にしていきたいですね。
 
ヒーリング、ヨーガ、セラピストなどが集まれる場所も作れたら楽しいなと考えています。あと、人生のパートナーも募集中です! 人生を一緒に歩める人にも出会えたらいいですね。
 

(新しいお部屋でくつろぐ麻生さん)

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