【GATE利用者インタビュー③】 – 瀬戸内ワークスレジデンス GATE|地域とつながるシェアハウス

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【GATE利用者インタビュー③】

瀬戸内ワークスレジデンス「GATE」ってどんな場所? 何ができるの? どんな人が利用している? さまざまな疑問にお答えするべく、今回はGATE利用者にインタビューしました! 第3回目は、2021年1月に香川県三豊市に移住してきた萩原杏香さん。「海外留学するようなワクワク」を感じて決心した三豊市への移住のお話と、仮の住まいとして飛び込んだGATEの魅力を語ってもらいました。

 

 話を聞いた人:萩原杏香さん

 

■Profile

1995年    奈良県出身、法隆寺の近隣にあたる大和郡山市生まれ。

       寺院や田んぼ道に囲まれつつ、都市部へのアクセスも充実した田舎町で育つ。

2014年    大阪の関西外国語大学に進学。高校時代から継続して英語を専攻する。

2018年    ワーキングホリデーでアイルランドの都市・ダブリンへ渡航。

2020年10月 帰国後、大学時代の友人に誘われて三豊市を視察・観光。   

2021年1月   三豊市仁尾町へ引越し。GATEから移住生活の第一歩を踏み出す。

2021年4月   住まいが見つかり、一人暮らしをスタート。

       三豊市の複数店舗にて接客・販売員として活躍中。

 

――英語取得やアイルランドでのワーホリといった国際的な体験談を教えてください。

 

空港や機内のワクワクする感じや、CA(客室乗務員)のプロの接客サービスを振る舞う姿に感銘を受け、幼少期から国際線CAに憧れていました。国際線CAになるために英語を専攻したり、外国人のお客様も多い輸入食品店のKALDIでのアルバイトを通じて英語のスピーキングやサービススキルを磨いたりしました。

 

しかし、いざ就職活動が始まると、全員が一斉に真っ黒のスーツを着て、決まった形式の中で採用試験を受けることに対する違和感、自分自身に対しては英語力の不十分さを感じ始めました。そこで、まずはワーキングホリデーを通じて知見を広げたり経験値を高めたりしようと思いました。色んな国を調べていくうちに、田舎・カントリーミュージック・ハリーポッターやゲームオブスローンズを彷彿させるような広大な自然に惹かれ、アイルランドを行き先に決めました。

 

そして、都市であるダブリンへの渡航後は現地スクールでの英語学習とカフェ店員としての勤務生活を送りました。ダブリンはアイルランドの伝統文化に加え、多様性に溢れる寛大な国民性という一見相反するような二要素が共存する街だったので、心地よくも自分らしく、色んな国籍や志向の人たちに囲まれながら楽しく働くことが出来ました。

 

(ダブリンの英語スクールにて)

 

――アイルランドから三豊へ辿り着いた経緯や理由は何ですか?

 

ワーホリを終えて帰国した後は、祖母との共同生活を始めたり、学生時代のアルバイト先であるKALDIでの勤務を再開したり、興味のある講座を受けたりしていました。コロナ禍に突入し、次のキャリア設計にも頭を悩ませていたところ、「いつか一緒に何かできるといいね」とかねてより語り合っていた大学時代の友人から三豊移住を勧められました。実際に数日間視察に訪ねてみると、「昔ながらの風土を残しつつ、前進するようなエネルギー」をそこに集まる人々から感じ取り、直感で移住を決意しました。

 

――実際に、三豊へ足を運んでみてどうでしたか?

 

三豊の「個性溢れる人々が集まる多様性に富んだローカル」といった要素は、出身である関西圏では出逢えませんでした。かつてダブリンで感じたような、土地が持つ空気感や人々から発せられるエネルギーがこの地での共通項になっています。出逢う人々の「色」が個性的で、程よい適当さや異文化に対する寛容性といったラテン気質は、温暖な天候や貿易港として栄えた街の歴史からなのかなと思います。

 

――移住を決意後、どのような準備を進めましたか?

 

三豊にもKALDIの店舗があることが判明し、店舗移籍の手続きをしたり、香川県では必須と言われていたマイカーを購入したりしました。いつもの旅人感覚で身支度を着々と進め、視察から3ヶ月経たないうちに三豊へ引っ越し、先にGATEに身を置いていた友人とシェアハウス生活をスタートしました。

就職活動をすることなく、日に日に色んな人から仕事やプロジェクト案件をお願いされるようになりました。現在は、RACATI、宗一郎豆富、ハレトケコーヒーといった地元企業の複数店舗での販売促進や新規事業立ち上げ等に携わっています。お客様へのサービスや立ち振る舞いが店舗ごとによって異なり、各出勤地で自分の接客モードが切り替えできたり、色んな層の方々と関われたり、変化ある日々が楽しいです。

 

(勤務先の一つであるRACATIにて)

 

(勤務先の一つである宗一郎豆富にて)

 

――実際にGATEを利用してみてどうでしたか?

 

私にとって大変有り難い場所でした!GATEの住人ということだけで仕事を振られたり、色んな人を紹介されたりしたので、不安なく入り込めて何もかもスムーズに進みました。シェアハウスだったから尚更「留学感」のある生活を送っている気分でした。(実際に何人か外国人ゲストも共同利用するタイミングがありました。)共同生活に慣れている人にとっては本当に快適なスペースです。家具家電が完備されていたので、健康的な食生活を初日から継続することができたのも大きかったですね。

 

(GATEでのシェアハウス生活の様子)

 

――これからGATEを利用される方へのアドバイスはありますか?

 

面白いものが毎日出てくる場所だから、自分の興味・関心をオープンにできるマインドがあれば尚更楽しめます!「わからない」ことすらオープンにすることで、職業やバックグラウドが異なる色んな方から親身になって助言をもらえて、家探しや職探しも含めて自然に道が開けていきます。ただ、車は必須です。中古を買うなら走行距離が少ない県外の車がおすすめ。そして、香川県ナンバーにしておきましょう。

また、「何をしているのか」「何に興味があるのか」「何が好きなのか」を根掘り葉掘り聞かれて最初はチクチクしますが、それを乗り越えると自分に対する問いかけが増えて、日常的に思考を巡らせる良い機会になります(笑)自分のやりたい事が制限される気質のある都会と比べ、三豊には自分の好きを形にしていくヒントや成功例が沢山転がっています。それを見つける自分自身の姿勢があると「何もないものから何かが見つかる」ような気がします。

 

(初めての一人暮らしを三豊で送る萩原さん)

 

――三豊でのオススメの過ごし方やお気に入りのものを教えてください。

・天候も波も穏やかな瀬戸内海で釣り

・曽保みかんを箱で購入し、家族にプレゼントする

 (和歌山さんより実は小さいが、甘さがぎゅっと凝縮!)

・父母ヶ浜を臨む自宅のベランダでゆっくりする

・カラフルで可愛い柄のものが沢山ある有明浜で貝殻採取

・春夏秋冬の移り変わりを感じられる紫雲出山ハイキング

・香川県産のロメインレタスの炒め物

 

(紫雲出山で満開の桜をお花見した時の様子)

 

――すっかり三豊に溶け込み、各地で引っ張りだこの萩原さん、これからの展望を聞かせてください。

 

大学時代の友人とスタートアップのプロジェクトを進行中です。このプロジェクトの成長が自分自身の成長や、この地での可能性を示す証明になると感じています!

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